モダンピアノ演奏の無限の可能性

盛岡・東山堂ランディアで開催されたレクチャーコンサートを終えました。前半は、小学2年生の可愛いピアニストの公開レッスン、そして後半はベヒシュタイン・ジャパン・加藤正人代表取締役社長とのトークを交えたコンサートでした。この企画は、昨年秋に続く第2弾となります。今回は、レッスンの内容がJ.ヴィットハウアー: ガヴォットだったこともあり、コンサートのテーマをモダンピアノでそれぞれ仕組みにより発音が違う鍵盤楽器の音色を弾き分けることをテーマに掲げ、D.スカルラッティ:ソナタ K.114 A Major (チェンバロ) J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻 第22番 B flat minor BWV867 (オルガン、またはコラール)、そして、プレイエルの系譜であるベヒシュタインにちなみ、バッハと同じB flat minorの F.ショパン: プレリュードOp.28-16、スケルツォ 第2番 Op.31をセレクトしました。トークでは、どんどん話題が広がっていき、時間があっという間でした。今回ベヒシュタインでフーガを演奏している時、「教会で柔らかく立ちのぼるような声種が異なる5声」がイメージできて嬉しく思っていましが、なるほど、ベヒシュタインは声もイメージして製作されているのですね。p, ppでの豊かなニュアンスも味わいながら演奏でき、多くのインスピレーションを得るとても幸せな時間でした。加藤社長をはじめ、ベヒシュタイン・ジャパンの熊田さん、東山堂のスタッフの皆様、素敵な機会をいただき有難うございました。

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