1867年製・ベヒシュタインピアノ

ベヒシュタイン・セントラム東京(日比谷)で、1867製のベヒシュタインピアノに会ってきました。気品に溢れ、かつ貫禄ある佇まいに大感激!これまで何度か演奏をさせていただいた、大好きな1843年製のプレイエル(タカギクラヴィア所蔵)と同じ平行弦です。ベヒシュタインは1853年創業なので、初期のピアノということになりますが、完全修復され弦も共鳴板もピカピカで、このような良い状態のピアノはほんとうに貴重ですね。

さて、その響きは。。。ずっとずっと触っていたくなるような素敵な音色でした。創業者のカール・ベヒシュタインはプレイエルで修行したこともあり、まさにプレイエルの魅力を受け継いだ「プレイエルの系譜」と言われます。ベヒシュタインの原点を教えてくれるピアノとの出会いに感動しました。それから、シングルアクションならではの演奏のおもしろさは、例えて言うなら、スムーズにより気楽に運転できるオートマ車ではなく、マニュアル車を自由に乗りこなす喜び、ということになるでしょうか。(私は、運転免許はマニュアル車でも取得しました。^ ^)ひとつひとつの音に独特の発音を感じ、音域によってキャラクターがかなり立つのでコントロールが難しいですが、そういうところがたまらなく好きなのです。

今回の訪問は、9/24(日)ベヒシュタイン・セントラム東京ショールームにて、「Why Bechstein?」レクチャーシリーズに出演をさせていただくための打ち合わせも兼ねていたのでした。当日はアンティークとモダンの2台のベヒシュタインを弾き分けながら、ベヒシュタインの魅力や私のピアノ演奏におけるアプローチなどをお話いたします。詳細は追ってお伝えしますね。

ところで、ベヒシュタイン・ジャパンの熊田さんが、Facebookにこんな投稿をして下さいました。ありがとうございます!

盛岡で出会ったピアニスト。

ランディア東山堂様のイベントでご一緒させていただき、演奏もお話もお人柄も素晴らしく・・・

東京で何か企画をてたいな〜
と妄想耽っておりましたが

9月に実現します!

詳細は後日!
楽しみ楽しみ・・・♪

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