2月22日は、長く務めた取手松陽高校音楽科の最終出勤日でした。早いもので、もう1ヶ月が経とうとしています。その日は二年生のレッスン日でした。全て予定を終了し、御世話になった先生方にご挨拶をし、後ろ髪を引かれる思いで学校を後にしようとしたら、思いがけず生徒たちが待っていてくれて、皆でアーチを作って送り出してくれました。もう嬉しくて、寂しくて涙が溢れてきました。素晴らしい可能性を持った生徒たち、そしてその才能を見事に引き出す素晴らしい同僚の先生方に恵まれた最高の学舎での時間は、私にとって大切な宝物です。ほんとうに有難うございました。三年生は、先日の東京藝術大学の発表でようやく全ての受験シーズンを終え、今年は声楽2人、作曲、テューバの4人が合格しました。着任したばかりの岩手大学からは、四年生が声楽科に二人合格しました。それぞれが新学期に上野で出会い共に学ぶのですね。なんだかとっても嬉しい気持ちになりました。
松陽高校もそうだったように、岩手大学も自然に囲まれた、芸術を学ぶ(どちらも美術科と音楽科があります。)環境として素晴らしいところです。昨日は、農学部の植物園を散策し、宮沢賢治先生にご挨拶をしました。
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