初秋の澄み渡る空が美しい10月5日からの三日間、代官山教会にてレコーディングをしました。二年前に訪れたワルシャワ・ショパン博物館で、ショパンが晩年愛用していたプレイエルに出会い、その何とも言えない温かい音色と発音に、ショパンその人を表し、まるでそこにいるような錯覚とともに静かな衝撃を受けてから、(いつかヴィンテージプレイエルで演奏できたなら…)という思いが心の奥で灯っていました。思っていれば夢は叶うのですね。このたび、タカギクラヴィア株式会社所蔵のプレイエル社 1843年80鍵フォルテピアノ(430Hz)でのレコーディングが実現しました。今回多大なるお力添えを頂いたタカギクラヴィア株式会社・高木 裕社長、ピアノ録音 Studio 407・レコーディングエンジニア・酒井崇裕さん、酒井光代さん、タカギクラヴィア皆様に心より感謝申し上げます。ただ今ライナーノーツを執筆中ですが、酒井氏がご自身のブログにて素晴らしい!文章を綴って下さいました。私が演奏を通してお伝えしたいことが凝縮されています。CDが完成した暁には、あらためて皆様にお伝えをさせていただければ、と思います。幸せな三日間、ほんとうにありがとうございました。
I have finished to recording at 5〜7 October at Daikanyama church in Tokyo. I played Chopin with vintage Pleyel (owned by Takagi Klavier) made at 1843 with 80 keys on 430Hz. Special thanks to Mr. Yu Takagi( President of Takagi Klavier and Piano technician) and Mr. Takahiro Sakai、Ms.Mitsuyo Sakai (Studio 407・Recording engineer ).
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