粋な畳に魅せられ

ポカポカ陽気で気持ちが良く、(こんな日に畳替えができたらなあ〜。)と朝から頭がいっぱいになっていたら、なんと、買い物ついでにふらっと寄った先で畳店の出張販売のブースに遭遇!( 呼ばれた!?)そして、一瞬にして引き寄せられたのがこちらの二点。左は福岡県大川市の畳職人・三砂隆満さんの“白秋”という作品。(詩人・北原白秋から名前をもらったそうです。)右は熊本県八代市で作られた“市松”。どちらも美しく伝統的でありながら、なんともモダン。それにしても素晴らしい技術ですよね。小学生の頃仲良しだった友達のお父様が畳職人で、いつも遊びに行くと、い草を上下交互に編み込み織っていく職人技に釘付けになっていました。一枚を完成させるまでの想像を超える大変な工程を見ていたので、畳には特別な思いがあります。聞くところによると、“白秋”を手がける三砂さんは70代後半だそうですが、残念ながら後継者はいないそうです。世界に誇る畳職人の伝統の技が豊かに守られていくことを願うばかりです。ところで、“白秋”か“市松”か迷いましたが、“白秋”に決めました。皆さまのお好みはどちらですか?

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