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世界の歴史を背負ってきた、ピアノという楽器

日々目まぐるしく変化する世界情勢を目の当たりにしながら、ピアノほど社会的にも、政治的にも、歴史的にも様々な背景を背負いながら変化を遂げてきた楽器はないのではないか、とあらためて思いを巡らせています。 今年、あいち国際女性映画祭2023にて日...
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時を重ねることの素晴らしさ

ゾロ目を目にすると、ひそやかに喜び、その意味を調べてしまう私ですが、今年の最強のゾロ目の日である11月11日は、ヴァイオリンリサイタルにて白岩博子さんと共演します。彼女は高校からの私のひとつ後輩なのですが、それぞれ父親の転勤先の家族のもとを...
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ブダペスト・ヴォノーシュ・トリオとの初共演

先日、ブダペスト・ヴォノーシュ・トリオ Budapest Vonós Trió のコンサート、終演しました。2年前の開館した小田原城を目の前に望む素晴らしい音響を誇る三の丸ホールにて、当日は城内でお祭りで賑わっていたこともあってか、予想を上...
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それぞれの楽器の言葉に耳を澄ます

先日9/24にベヒシュタイン・セントラム東京で開催された、創立170年記念企画『Why Bechstein?』のトークコンサートを終えました。ヴィンテージとモダンの3台を行き来しながら演奏するという、私にとって幸せな、そしてとても贅沢なひと...
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音楽の授業の鮮やかな思い出

子供の頃の鮮烈な感動体験は、その後の人生の礎となり、また人生を左右すると言っても過言ではないと思っています。クラシック音楽における私自身の体験の中で特に思い出されるのは、たしか小3の音楽の授業で、サン=サーンスの「動物の謝肉祭」の“水族館”...
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長い眠りから目覚めたスピネット・チェンバロ

大学の練習室の隅で、長い長い間眠っていた、おそらく1970年代製の東海楽器のスピネットチェンバロ。 「お…!こんなところに?!👀」昨年その存在を発見してから、一日も早く響きを取り戻したくて修復をお願いしていました。スピネット本体はずいぶん前...
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1867年製・ベヒシュタインピアノ

ベヒシュタイン・セントラム東京(日比谷)で、1867製のベヒシュタインピアノに会ってきました。気品に溢れ、かつ貫禄ある佇まいに大感激!これまで何度か演奏をさせていただいた、大好きな1843年製のプレイエル(タカギクラヴィア所蔵)と同じ平行弦...
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オール・ショパン・デュオ・リサイタルにご来場いただき有難うございました。

チェリスト・江口心一さんとのオール・ショパン・デュオリサイタルを終えました。懐深く包み込んでくれるような素晴らしい空間での江口心一さんのチェロとの再共演は、この上なく幸せな時間となりました。今回は、特にプログラム前半最後の「幻想ポロネーズ」...
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モダンピアノ演奏の無限の可能性

盛岡・東山堂ランディアで開催されたレクチャーコンサートを終えました。前半は、小学2年生の可愛いピアニストの公開レッスン、そして後半はベヒシュタイン・ジャパン・加藤正人代表取締役社長とのトークを交えたコンサートでした。この企画は、昨年秋に続く...
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旅立ちのとき

自然界も人間も、春は旅立ちと新しい出会いのとき。先日、岩手大学教育学部音楽教育科の学生たちが学舎から羽ばたいていきました。「卒業」は寂しさをともないますが、いつか再会する楽しみを重ねることでもあります。白鳥たちも高く飛び立っていきました。ま...
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