時間が空くと足繁く訪れる場所。ここは岩手大学構内の農学部附属植物園と旧盛岡農林学校(現在は、農業教育資料館として貴重な資料が展示されており、一般公開されています。)で120年の歴史があります。現在、137科、530属、約800種以上の植栽種・自生種が生育していて、外国原産の樹木の比率が高く、ドイツトウヒを眺めているとヨーロッパの街に佇んでいるような気持ちになり、なんとも懐かしい気持ちになります。ここで大学生活を過ごした宮澤賢治は、静かで神聖な時間が流れているこの場所に佇み、きっと同じ風景を眺めていたのですね。
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