暖かさから一転、雪がちらつく寒い一日になった本日、国立音楽大学講堂小ホールにて、大学院博士後期課程研究コンサートにて日下瑶子さんと共演しました。一般公開を中止した厳戒態勢のなかでのコンサートで寂しい客席でしたが、無事に終えられてほんとうに良かった! 45分のリサイタルプログラムのメインは、David Maslanka (1943〜2017 USA)「アルトサクソフォーンとピアノのソナタ」。Maslankaのソナタが収められている師匠である雲井雅人氏のCD「Simple Songs」(藤井が共演をさせていただいてます。)を聴き衝撃を受けたのがきっかけで、雲井氏に師事したいと国立音大大学院に進学し、第一人者である師のもとでMaslanka作品の研究を重ねている素敵な音楽家です。こうして次の世代へ音楽のエッセンスが受け継がれていく、そこに関われることに大きな喜びを感じました。
Program ♪ W.Benson(1924-2005 USA): Aeolian Song ♪ R.Muczynski(1929-2010 USA): Sonata for Alto Saxophone and Piano Op.29 ♪ D.Maslanka(1943-2017): Sonata for Alto Saxophone and Piano
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